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感謝する姿を見せて嫉妬をかわす


成功して幸せをつかんだ人を見て、心の底から喜ぶ人間はいません。おめでとうと顔では笑っていても、心の中は嫉妬が渦巻いているに違いありません。

とくに、出世という誰の目にも明らかな形で、成功を収めたときは、周囲にフォローをしておく必要があります。

口では「おめでとう」と祝福していてくれていても、心ではどう思われているかわからないものです。同期であれば。なおさら、嫉妬の気持ちがまったくないはずはなく、こうしたちょっとした亀裂が、のちのち大きな問題となって表れる可能性もあります。



★彼らに対するフォローの仕方としては、「ライバル意識」を「連帯意識」にすりかえさせるのが有効です。

それまで同じ立場でともにはちらいていたとなれば、もともと仕事仲間という意識があります。だから、自分たちは仲間である、アピールすればいいでしょう。

「僕が昇進できたのは、一緒に頑張ってくれた気味のおかげだよ。本当にありがとう。これからも頑張ろう」
などと言って、いかにも仲間として頼りにしているという表情で相手を見つめます。お互いが仲間であることを強調するのです。

単なる同僚、嫌いな人間と思うと嫉妬のあまりねたみの一言でも言いたくなりますが、仲間であることを強く意識させられると、自然とその口が閉じます。こちらに向けられる対抗意識を協調の意識へと転化させ、中傷に走ろうとする行為に歯止めをかけるのです。

こうしておけば、以降の仕事も数段やりやすくなります。
「仲間なんだから、協力してくれよ」
などと折につけてささやきかけて、うまく動かせるようにしておきましょう。





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