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他人の意見をまともに聞いていたら、凡人にしかなれない




「他人の意見を聞きなさい」といいますが、子どもならともかく、大人になって他人の意見を真剣に聞く人がいったいどれくらいいるのでしょうか。

たとえば、会社の仲間同士が集まった酒場での会話。

めいめいが自分の意見を言うことに必死で、他人の話など聞いていないことが多いものです。
それでも、「今夜は同じ課の仲間同士、コミュニケーションがとれてよかった」などと、酔ったアタマで満足顔のサラリーマンがいます。

他人の意見なんかに耳を貸さなくても仕事はできるし、世の中も回っています。
だいいち、他人の意見が立派ですばらしいとは限りません。


大半は、その人でなくても言えるような、たいしたことのないものばかりです。

だから、自分の信じた道をまい進しようと思ったら、いっさい他人の意見に耳を貸さないという方法もあります。

たとえば、野球の天才にしてスーパースターのイチロー選手は、小学生の頃から監督やコーチの意見に本気では耳を傾けなかったと、テレビの番組で語っていました。

なるほど、人の意見やアドバイスを尊重し、それを聞き入れていたら、独特の打法は生まれなかっただろうし、あれほどまでに偉大な選手にはなれなかったでしょう。

天才イチローのケースをそのまま凡人に当てはめるのは無理があるかもしれませんが、「人の意見を聞きなさい」というのは、常識のウソといっても良いでしょう。
人の意見を聞いたために判断を誤ることは現実によくあります。

人の話に耳を傾けようとする姿勢は必要ですが、そのうえで、自分で考えて判断するのが賢者というものではないでしょうか。





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