ビジネスで使える説得・交渉・口説きの心理分析 | |
【会議では「見えない心理作戦」を有効に使おう(8選)】 | |
会議でのリーダーシップの取り方 | |
会議を思い通りに進める空間の心理効果 | |
会議で反論を上手に抑える心理テクニック | |
リーダーの威厳を高める配席テクニック | |
円形テーブルでの心理的な効果とは | |
意見を通すなら断言の信じられない効果 | |
無用な反対意見を防ぐスティンザー効果 | |
相手の心を動かすのは、人数よりも団結の力 | |
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■会議で反論を上手に抑える心理テクニック会議では、始まる前から、自分の意見を通すような心理作戦を行ったり、自分のペースに持っていくための方法をあれこれ考えるものです。ここでは、会議で相手の反論をかわしたり、上手に抑える心理テクニックをご紹介しましょう。 ■自分のペースで進めるための心理作戦 @ あなたの賛同者に反対意見を持つ人の正面に座ってもらう 会議をスムーズに、あなたのペースで進行しようと思ったら、あなたの意見に賛同する人に協力者になってもらいます。そして、出席者の中に、あなたの意見に反対意見をもつ人がいる場合、その協力者にあなたの向かい側の正面の席に座ってもらうのです。 A その理由は、意見の対立者が真正面に座ると、対立心を煽ってしまうため 反対の主張をしたい人や、あなたの意見とは違った考えの持ち主というのは、とかく会議の席であなたの正面に座る傾向にあります。 ほかの席が空いているにもかかわらず正面に座ってきたら、反対意見をぶつけるつもりだと考えて間違いないでしょう。 これをそのまま放置して正面から相対すると、対立的・攻撃的な心理を助長してしまい、話し合いも必要以上に対立的になり、会議の進行の支障になることは明らかです。 そこで、先に協力者を正面に座らせてしまうわけです。 こうすれば、反論しようと目論んでいる相手は、正面に座るときほど対決姿勢をとりにくくなり、その攻撃力も減少します。 たとえ反論しても激しい議論にはならず、尻すぼみになっていくでしょう。 さらに正面に座った協力者に賛同意見を発言してもらえば、賛成意見が部屋の両方から出されることになり、部屋全体、つまり、会議全体が賛成の雰囲気をつくることになります。このため反論の力は弱まります。 いったんその場に賛成の風が流れてしまえば、それを反対方向に戻すのはたやすいことではありません。
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