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円形テーブルでの心理的な効果とは

たかがテーブル、されどテーブルというもので、テーブルの形が円形か四角かというだけで、話し合いの効果も微妙に違ってきます。
ここでは、円形テーブルの心理的な効果について考察してみましょう。

■円形テーブルは対等な発言権が持てる

★ 円形テーブルでは、リーダーシップが取れにくい


円形だと上座がつくりにくいため、リーダーシップがとりづらいといわれます。その代わり、出席者全員が自由に意見を出し合うには効果的です。誰に対しても対等な発言権を与えますので、和気あいあいとした会議が行えるのです。



■円形テーブルでの効果の実験結果

面接の場で円形テーブルと角テーブルを使った場合、それぞれの面接者に対する印象がどう変わるかを調べたものです。

★ 相手に好印象を与える

これによれば、円形テーブルで話をしたほうが、面接者を、公平で、親しみがあり、権威的でなくオープンな人間であると評価しています。円形テーブルはやわらかいイメージと結びつき、相手に好印象を与えるわけです。

たとえば、ブレーンストーミングなどを行う際には、円形テーブルで行ったほうが効果的です。

加えて、人数に比べて少し小さめの部屋を選ぶといいでしょう。
通常の会議よりも込み合った感じになり、親密度が高まるとともに、男性同士なら攻撃性・競争心も高まりますので、より白熱した議論が期待できます。


■円形テーブルでリーダーを発揮するためには

ところで、もし円形テーブルでリーダーの特別な席を作り出さなければならない場合、どうしたらいいでしょう。

そういうときは、
リーダー的存在の人の左右を空席にすることです。これによって心理的な角ができ、周囲とは一線を画することができるのです。





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