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名前を覚えていなければ、好感はもたれない


★厚顔無恥な連中をあしらうには、名前すら覚えていないふりを通すといいでしょう。

しつこいセールス、ちょっと面識があるだけで図々しく頼みごとをしてくる人などは、何のプラスにもなりません。「あんたなんか知らない」という態度をとるべきです。



人間は、名前を覚えられると喜びます。大勢の中の一人ではなく、個人として認識されたと感じて、相手に好感を持ちます。

教師は生徒の名前を早く覚えて読んだほうが親しみをもたれやすいし、医者は患者に名前で呼びかけたほうが信頼を得やすいといいます。会社でも、会議などでは名前で呼ばれたほうが、責任感や参加意識が強まります。

だから、同僚や後輩、部下、取引先の担当者などと話すときなど、時折、相手の名前を入れると好感を得やすいです。意中の彼女と親しくなりたいときにも、会話の中に彼女の名前を盛り込むと効果的です。

★そして、反対に嫌いな相手を遠ざけたい場合は、名前すら覚えていないふりをする。
たとえば、何度断っても、しつこく押しかけてくる勧誘やセールスです。最初から門前払いするのがベストですが、敵もさるもの、こちらに接近するために、どんな手でも使ってきます。

そんなとき、「毎度お世話になっています」と挨拶されても、「○○さん、またですか?」などとはけ決して応じないことです。

相手は何度も訪れることで、顔を売ろうとしているのです。自分の顔や名前を印象付けてこちらに親しみを持たせることで、契約させたり、買わせたりしようとするのです。だから、顔と名前を覚えていると認められれば、相手は大喜びします。

セールスの成果が出たと確信します。そうなったら、もう一押しだとばかりに、ますますしつこくなるでしょう。

撃退するには、「どちら様ですか?」と他人行儀で冷たく言い、まったく覚えていないふりをすることです。「先日うかがった者ですが」と相手が言っても、「はあ、そうでしたか」「申し訳ないのですが、覚えていませんね」などと切り返す。どれほど通ったところで無駄だと、思い知らせるのです。

一度か二度会っただけの相手が、友達づらして何かを頼んできたときも、同じ手が使えます。ほかにも、出身校が同じだというだけで営業をかけてきたり、いかがわしい宗教やネズミ講などで何度も勧誘に来る人にも使えます。

また、好みでもない男性からアプローチされたら、相手の名前は絶対に口にしないことです。ストーカーになりそうな異性に言い寄られたときも、同じことです。

あしらいたい相手と会話する羽目になったときは、改めて名前や会社名などを名乗られても、会話中にそれを使わない。「そちら」「そちらの会社」など、代名詞で済ませればいいでしょう。相手は、いつまでたってこちらがよそよそしく、距離を縮められないとわかり、取り入ることをあきらめるはずです。





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