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手の動きを見ると、動揺していることがわかる


ワルはウソをつくのがうまいが、ウソを見破るのもうまいです。下手なウソに騙されるようでは、またまだ修行が足りません。

根がいい人は、ウソをつくと無意識のうちにサインを出します。ふとしたしぐさを見せます。それを鋭く観察しさえすれば、真実をあぶりだす手がかりになります。



★取り立てて癖のないように見える人でも、貧乏ゆすりや腕組みなど、ウソをつくときには何かしらのしぐさを見せます。

ウソをつくのは、隠したいことがある、相手に事実を誤認させたい、自分の利益になるように誘導したい、といった目的があるからで、その心理が、無意識のうちにしぐさに出るものです。

このしぐさは、たいていの人に共通すると言われています。つまり、しぐさの心理を心得ていれば、ウソを見抜いて、優位に立つことができます。

たとえば、恋人に浮気の疑惑があれば、それを確かめる必要があります。返答が本当かどうか見極めつつ、追及の手を狭めていくといいでしょう。たとえば、
「最近、ちょっとデートの間隔が開きすぎてない?」
と、不満を言います。

会えない理由が浮気にあれば、相手は痛いところをつかれて、動揺します。手をポケットに入れたり、腕を組んだりする動きを見せます。「困った追求がきたぞ」と身構え、手の動きから心の動きを悟られないように、手を隠す心理が働くのです。

後は「ほかの人と会ってるんでしょ?」「誰かと食事に出かけた?」などと、少しずつ核心に迫っていきます。すると、今度は手が出てきて、体のあちこちを触り始め、手のひらで顔をなでたり、鼻と口を覆ったりするのは、ウソをつく口を隠したい心理の表れです。

もし手を隠したままなら、拒否の気持ちがどこかにあるとも考えられます。絶対に追及の質問には答えないというつもりか、聞く耳持たないという意思表示のどちらかです。

また、手の動きと同時に、足の動きも出ることが多いです。足を組んでいれば、頻繁に右と左を組み替えます。あるいは、貧乏ゆすりが出てくるなど、次第に落ち着きのない印象が深まっていきます。

しぐさが変化するにつれ、口調も変わり、質問に対する反応が速くなり、ほとんど即答するからといって、信じるのは甘いです。沈黙すると、ウソがばれると不安になって、即座に言葉を返すだけなのです。ただ。ボロを出さないように、手短な答えになります。最後に「あの」や「その〜」が多くなったとしたら、浮気は決定的です。

この手や足の動き、また会話の変化は、男女共通です。もちろん、浮気追求だけでなく、全般的なウソに共通したものです。会社の同僚や商談の席の取引相手にも使うことができます。

相手のしぐさから、ウソをついていると察したときは、じわじわと追求し、「だまされる相手ではない」と見せつけてやるといいでしょう。





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