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相手の友人をけなして、優越感を持たせる


悪口をやたらと言う人は、当然、嫌われますが、悪口も使いようでは役に立ちます。相手の中で自分の株を上げる便利な道具になります。

★たとえば、好きな女性を振り向かせたいとき、彼女の前で同性の友人を、ちょっとけなしてみるのです。
「あの彼女、仕事はかなりできるけど、センスが今ひとつだよね。女性らしい優しさが、あまり感じられないというか・・・」
といった具合に、さりげなく彼女の友人を落としてみせます。

普通なら、友人をけなされれば気分が悪くなるに決まっていますが、人間というものは、友人がやたらにほめられるのを聞くほうが、もっと気分が悪くなるものです。



★相手がいちばん喜ぶのは、同性の友人に対するちょっとした批判を聞くときで、友人より自分のほうが気に入られている、高く評価されているという優越感に浸って、気分がよくなるものです。その結果、その言葉を発した人物に、知らず知らずのうちに好意を抱くことになります。

ただし、けなす言葉は慎重に選ぶことです。
「あいつ、ブスのくせに、やたら派手な化粧して、何か勘違いしてんじゃないの?」
「彼ったら、背は低いし、センスも悪いし、おまけに大学も三流でしょ? あれじゃ女が寄り付かないわよね」
といった、ひどく露骨なけなし方は逆効果です。

目の前の相手を喜ばせるどころか、人のことを平気でバカにする、ただの口の悪い人だと嫌われるのがオチです。欠点をやんわり批判する、このさじ加減を間違えてはダメです。

逆に、好きな相手が自分の友人を批判したときは、心の中で優越感に浸りつつ、そんな気持ちをおくびにも出さずに振舞います。
「でも、いいところもあるよ」ぐらいに、かばう素振りを見せて、ほめておくのがうまい手です。相手は同性をほめるのは、性格がいい証とみます。

ただし、この場合も、内容には注意が必要です。
友人をほめすぎると、自分ではなく友人のほうに相手の気が向いて痛い目を見ます。

たとえ友人とはいえ、恋愛においてはあくまでもライバルです。身近な友人は、狙ったターゲットを射止める小道具としてうまく使うことです。





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