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「嫌いな人と友達になりたい」と言う人は裏がある




お互いに相性がまったく合わないことは、誰の目にも明らかなのに、「わたし、彼女と友達になりたいの。彼女とは気が合いそうだわ」と、真顔でいう女性がいませんか。

このタイプ、男性にも見られますが、だいたいは女性に多く、腹の中と外は違う場合が多いようです。


こういう女性は気が強く、負けず嫌いでプライドが高く、自分がナンバーワンであると疑わないし、また、そうでないと気がすまないタイプであることがよくあります。

仕事も美貌もあんな女に負けていないわ、負けてたまるものですか、というプライドと意地が強烈です。
当然、その気はライバル視している女性へ自然伝わりますので、お互いがツンとはしないものの、なんとなくよそよそしい態度で接します。

A課で美貌、知性ともナンバーワンのA子。課内では敵なしです。
一方、B課には、会社でも評判の美女で仕事の評価も高いB子がいます。


A子は全社的にはB子ほどは評価されていないし、A課の課長までB子のことを「知性はあっても高慢でもない、しかも美しいときている。
サイコーだね」とベタぼめ。A子の嫉妬心はメラメラと湧き上がります。

そこで、A課の飲み会で課内のメンバーがそろったとき、課長に「わたし、B子さんと友達になりたいわ。彼女とだったら、きっといい友達になれるはずよ」と、ささやく。
そういってじつは、A課長の反応を見ているのです。

本心ではB子と友達になりたい気なんかさらさらない。
では、B子と友達になってどうしようというのか。

それは、直接B子のことを知り、値踏みをする。

どの程度の知性か、どういう性格の持ち主であるかを探り、ハンディや弱点のにおいをかぎつけると、巧妙に聞き出すのです。

目的の情報を手に入れるや、A課のラウンドスピーカーとして評判が高いC子に,「B子さんの胸、人工オッパイらしいわよ」とか、「学歴は一応D大学院出だけど、大学は三流のE大学よ」と、B子にとってかんばしくない情報を流す。

こうして、わたしはB子よりも美貌も知性も上なのよ、というプライドが満たされるというわけだ。

こういう女性に対しては、どう接すればよいか。もしあなたが上司のA課長なら、A子に対して、ほめるべきところはほめたらいい。ただし、A子が他人の批判をして同意を求めてきても、うかつに同調するのは禁物ですよ。





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