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うさん臭い人とつき合う人は信用できない




うさん臭い人と親しい付き合いをもっている人がいます。
その人自身は社会的にも信用があり、家庭的にもきちんとしているのに。

そのことを指摘すると、「ちょっとうさん臭い面があるけど、いいところもあるんだよ」と弁解する人もいれば、ふつうじゃない人と付き合いがあることをさりげなく自慢する場合もあります。

なるほど、人は誰だっていいところしあるでしょう。
いいところがひとつもない人間なんていません。

どんな悪党でも、にっこり笑ったらそれなりにかわいく見えるものです。
たまたまやさしさを見せることもあれば、善行をすることもあります。
けれど、うさん臭い人と付き合いがある人は、いくら社会的に信用を得ていても、個人的には信用できません。

なぜなら、別の一面をもっていることがよくあるからです。

こういう人は、利用価値があるから、そういううさん臭い人と付き合いを持っているものです。
利用できるものは何でも利用すればいい、という考え方が基本にあるのです。

政治の世界では、清濁併せ呑むことができないと一人前ではないといいますが、これも言い換えるとワルやダーティーな奴と付き合いがあるということです。

かたぎの人間がうさん臭い人と付き合う必要はないし、そういう人と付き合いがある人は信用できません。
世間の信用というのはそういうものです。






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