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「誰でもやっている」と自分を正当化する人とは関わらない




たとえば、自動車を運転していて、ついうっかり速度オーバーの交通違反をして、運悪く現行犯で捕まってしまったときに、「誰でも速度違反しているのに、警察の都合だけで捕まえるな」と言って開き直る人がいますね。


また、会社から通勤交通費が支払われているのに、じっさいは定期を買わないで不正に浮かしていることが発覚した社員が「みんなやってることですよ。

Aさんだって、平日は会社の近くの実家に泊まっいるくせに、定期代は自宅の住んでいるマンションからの分を請求しているのですから」
と、こちらは不正仲間の名前まで具体的に出して抗弁する人もいます。

「誰でもやってますよ」という言葉は、自分を正当化しようとする言い訳にほかなりません。

みんながやっていることだから悪くない、自分だけ責められるのはおかしい、というのが言い分です。

ですが、悪いことは悪いことで、定期代をごまかすのは会社に対する詐欺行為です。

他人がやっていようがいまいが、抗弁の余地はありません。
それを「誰でもやっていること」と、問題をすり替えて言い逃れするのは、小者のワルのやり口です。

モラルも常識もない証拠ですが、こういうタイプは世の中には多いものです。

こういう小者のワルには、弱みやミス、インチキを見せないほうがいいですよ。

知られると「あの人もやっていますよ」と、自己正当化のためのネタに利用されるのがオチです。
儲けになるオイシイ話や功になりそうな仕事の話の相談も、しないほうが無難でしょう。

いつの間にか、おいしいところをもっていかれる恐れがあります。





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