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「言い訳はしない」と言いながら言い訳する人間




仕事にミスがあったり、失礼なことをしたり、大事な約束に遅れたりしたとき、まず「言い訳はしません」とか「言い訳はしたくないのですが」とか「言い訳するのは好きではないのですが」などと切り出す人がいますね。

「言い訳をしない」というのなら、ひたすら謝るなり頭を下げるなりすればいいのですが、こういう人にかぎって、謝ることも頭を下げることもせず、「言い訳ではないのですが・・・・・」と断りながら、言い訳を連発します。

本人にすれば、言い訳ではなく、正当な事情があったと相手に訴え、正当化しているつもりなのですが、けっきょくはすべて言い訳に過ぎないのです。

こういう人は、相手が「そういう言い訳は聞きたくない」といっても、「それはそうでしょうが、かくかくしかじか・・・・」と、さらに言い訳を続けます。

こういうタイプを相手に、どう対応すれば良いのか。

いちばんいいのは、徹底的に突っぱねること。
相手のミスによってビジネス上で何かマイナスが生じたら、言い訳に左右されることなく、そのミスによってどれだけの損失がでたのか、あるいは、相手に損失を補償してくれるようにクールに主張すればいいだけです。

また、すでに言い訳名人と分かっている相手なら、好きなだけしゃべらせて楽しむのもいいでしょう。

できればその言葉をメモやテープにとっておき、後日、本人に聞かせて、「あなたは言い訳の天才ですねえ。この才能を埋もれさせておくのはもったいない」なんて、おちょくって、こちらのペースにのせる方法もあります。






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