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ブランド品を勝負服にするようなら大物にはなれない

せっかくいい時計を買って、いいスーツを作っても、それをなかなか身につけようとしない人がいます。

理由は「もったいないから」。

これは大切な商談のときに着るスーツで、普段から着るのは「もたったいない」。そうやって、勝負服にしてしまうのです。

しかし、いいスーツだからこそ普段から着るべきなのです。普段から着ないことのほうが何倍も「もったいない行為」です。

まず、ブランド品はいつも身につけておいてこそ効力を発揮するのです。




そして、いざというときにだけそのスーツを着ても、なんとなく居心地が悪いのです。特にスーツや革靴は、ある程度着こなしてこそ、ようやく自分の体に馴染んでいきます。そして体に馴染んでいない高級スーツを着ていると、いかにもスーツに「着られている」感じになってしまうのです。

演劇でも、普段はスポーツウェアなどの動きやすい服装で練習していますが、本番の直前になると、実際の衣装を着てリハーサルを行います。

これをお芝居の世界では「ドレスリハーサル」と呼びます。

このドレスリハーサルをやっておかないと、いざ本番で衣装を着たときに落ち着かなくなります。


そしてセリフを忘れてしまったり、動きを忘れてしまったりと、さまざまなミスをしてしまうのです。

高級スーツや靴を買ったら、まずは「ドレスリハーサル」をしましょう。

特にビジネスマンだけでなく、就職活動中の学生たちにも知っておいてほしいことです。

リクルートスーツを着た学生たちは、遠目から見てもすぐにわかるくらい浮いています。これは彼らがしっかりと「トレスリハーサル」をしていないからです。

まず、リクルートスーツを借ったら、一週間でいいから家の中でもコンビニに行くのでもずっとスーツとネクタイで過ごすようにします。もちろん外に出るときは、革靴を履いていきます。

たったこれだけで、スーツが体に馴染み、あのリクルートスーツ特有の浮きまくった不自然さはなくなるはずです。

そして面接のときにも、「おっ、この学生は着慣れていて洗練された雰囲気があるな」と好印象を持ってもらえるです。





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