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大物はあえて時代の流れに逆行するのもテクニック

簡単な大物のアピール法として、メインストリートにあるものを否定する。というテクニックを覚えておくといいでしょう。

たとえば、周囲がハリー・ポッターの話で盛り上がっていれば、「でも、ハリー・ポッターのテーマって、10年くらい古くないか?」と言ってみます。

世の中がグローバルスタンダードに流れている中で、あえて「いまこそ日本式経営の長所が再評価されるべきなんだよ」と主張します。

その世界で大家とされるような人を「でも、ドラッカーの経営理論って矛盾が多いと思わないか?」と否定してみます。

デジタルカメラ全盛の時代に、わざわざ銀塩の一眼レフカメラを使う。

あるいはいっそ、会社から与えられた以外の携帯電話、つまりプライベート用の携帯電話は持たない。もったとしても、メールは使わない。



こうやって、あえて時代の流れに逆行することによって、周囲から「あいつはなにかが違う。大物だ」と思わせるのです。
このテクニックの最大のメリットは、周囲の誰も攻撃せず、誰も傷つけずにすむ、という点にあります。


だから、仮に携帯電話を使わないとしても「携帯メールを使うヤツなんてバカだよ」などとは言わず、あっさりと「必要ないから」とでも言っておきましょう。

こうすれば周囲の誰も気分を害することなく、一目おいてくれるはずです。
実際の話、大物は流行に執着せず、ブームに踊らされるようなこともありません。


なにしろ「自分を中心に世界が回っている」のが大物なのです。ホイホイとブームに乗っているようでは、いつまでも小物なのです。


もうひとつ、意見の衝突を利用した、とっておきのテクニックを紹介しましょう。
それは「一度意見をふっかけて、反論されたら納得してみせる」というテクニックです。

たとえば、上司に「昨年の同月売り上げから考えて、来月の売り上げ目標はこうするべきではないですか?」などと適当に意見をします。

そして上司から「違う、これこれこういう理由で、来月の売り上げ目標はこう設定しているんだ」と反論が返ってきたら、心から納得した様子で「なるほど、そういうことだったんですか!」と同意します。

こうすれば、上司の満足感を高め、しかも「あいつはなかなか筋がいい」と認めてもらうことができるのです。
高度なテクニックではありますが、一度試してみるといいでしょう。





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