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なめられないように時には意識的にズバッと本音を言よう




人は本当のことは言わないものです。

フーテンの寅とんのセリフではありませんが、世の中はほんとうのことを言うとおしまいで、ほんとうのことは言ってはいけないものだと、誰もが子どもから大人へと成長するなかで自然に体で覚えていくものです。

といって、ウソをつくわけではありません。

ほんとうでもないけれど、うそでもない、その中間のグレーゾーンの範囲でものを言っている。
だから、子どもや世知にとぼしい人は怖いものです。
ほんとうのことを言ったらおしまいだという認識がないので、思ったままのことを言うからです。

「あっ、このおねえちゃん、鼻が低い」と平気で口に出して言ったりします。
言われてほうは、相手が子どもだから言い返すこともできず、腹立たしさだけが残ります。

周りの人も聞こえなかったふりをするしかないでしょう。

そこで、子どもや世知に乏しい人を見習って、意識的にほんとうのことを言うのもワルの手口として使えます。

たとえば、「きみは姑息なんだよ。だから仕事もいまいちだし、女にもモテないんだよ」とズバリ、面と向かってほんとうのことをいう。
嫌味な課長にたいしても、「課長は仕事はできるが、オンナにはもてませんねぇ」。

そうすると、会社の同僚も、キケンなヤツだと一目置いてくれること間違いなしです。

周りはみんな、ほんとうのことはいわないで、あたりさわりのないことだけをいって、無難に生きていこうという人ばかりなのですから。

人は、ウソをふれ回られても、さほど傷つきません。
ほんとうのこと、あるいはほんとうに近いことを面と向かって言われたり、ふれ回られたとき、心から傷つくものです。






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