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不平不満分子は役割を持たせて有能な会社人間に変えよう




幼稚園時代は甘えん坊だった子どもが、小学校に入ると突然、しっかりしてくることがありますね。

あるいは、一年生のうちは、わがまま放題だった生徒が、下級生が入学してくると、面倒見のいい上級生になったりします。

これは小学生とか上級生という役割を与えられたことで、子どもなりに、それにふさわしい態度をとろうとするためです。

もちろん、これは大人にもある話で、若くして会社を継いだ青年が、最初は学生のように頼りなかったのに、社長と毎日呼ばれるうちに、いつしか貫禄も備わり、実力もついてくることがあります。

こうした役割意識をうまく利用すれば、他者の行動をコントロールすることも可能です。

たとえば、部署の中に不満ばかり言っている部下がいるとき、あえて彼をまとめ役にします。
すると、彼はまとめ役という役割に縛られて、自分から組織の和を乱すような言論は、慎まざるを得なくなります。
あるいは、団体行動のときに遅刻する人間に幹事を任せる。

役割を持たせることで、不平不満分子をうまくコントロールできます。
そればかりか、その部下が自らの至らなさに気づいて成長し、あなたを支える有能な部下になることだってあります。






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