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友だちに借金を申し込むなら、金額を多めに切り出せ




人の心理を知っているなら、借金を申込むときは、必要な金額よりも多い額をまずは申込むべきです。


なぜなら、貸す側は、少しでも金額が少ないほうが不安もリスクも少なくて済むので、できるだけ少額にとどめたいと思うものです。

金額が多いほど、貸したお金がもどってくるまで、ほんとうに約束どおり返してくれるのだろうかと、不安な気持ちになるからです。

親しい間柄なら、貸してやりたいという気持ちがある場合もありますが、その場合でも、少なくてすませられたら、それに越したことはない、というのが本音でしょう。

また、人や家庭によって違いますが、貸せる金額には限度があり、じっさいには申込んだ金額よりも多く借りられるケースは非常に少ないでしょう。

そこで、有効なのが、最初は大きな金額を切り出して、拒絶されたら、ほんとうの目的である小さな金額を要請するという方法です。

たとえば、こんなふうに交渉するのです。

「悪いんだけど、今月の給料日には返すから、5万円貸してくれないか。」
「だめだよ。ぼくも今月はピンチなんだよ」「じゃあ、1万円だけでも貸してくれない。頼む。」
「1万円なら仕方ないか。貸して上げるよ」

この方法は、心理学でも認められている説得のテクニックですが、人間通の人は、けっこうこのテクニックを使ってうまくやってますよ。





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