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■相手の自尊心をくすぐるところをズバリ褒めてあげよう的外れなほめ方をしては、相手が好意を抱くどころか不愉快に思い、さらには敵対意識をもたれることにもなりかねない。 では、何をほめたら良いのか。 ポイントの一つは、相手が得意に思っていることや価値を置いていることです。 つまり、相手が心の底でほめられたいと思っていることをほめることに尽きる。 たとえば、ファッションにまるで関心も興味もなく、妻が選んだお仕着せを身につけている男に、「部長、いつも洋服のセンスがいいですね」と、ほめたとしよう。 相手はいちおう、「いやぁ、それほどでも・・・」と、いって照れるかもしれませんが、まったく心に響きません。 かたや、ファッションに人一倍気を遣っているシャレ人には、「Aさんは、いつもほかの人とファッションがひと味ちがいますねぇ。私には分かりますよ。目立たないところにも、計算されたお洒落があるってこと。ちょっとはずしているヌケ感も、さすがファッション上級者ですね。」 などと称賛します。 すると、相手は「そあうか、わかってくれていたんだ」と自尊心がく すぐられ、ほめてくれた相手に一目置くに違いありません。 仕事で関係する女性が、ファッションセンスや美貌よりも、知性や仕事の能力、キャリアに価値をおいているキャリアウーマンの場合にはも工夫が必要でしょう。 「○○さんて、美しいですね」「今日のスーツ、ステキですね」と、外見や容姿をほめても、相手の心にはさほど響きません。 ところが、「昨日のA社との企画のやり取り、見事だったですね。 相手の質問や要求をすべて想定したうえで企画を立てていることが、よくわかり、ぼくも勉強になりました。センスの良さというべきなのでしょうか。 今日のブーツもステキですし・・・。 仕事ができる女性って、もともとの美しさが、知性でさらに輝きをますんですね。」などとほめると、彼女のプライドは大満足。 以後、あなたにたいする好意の度合いや評価がグンとアップするに違いありませんよ。 |
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