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実体のない褒め言葉でも実体以上の力を持つ




新約聖書の「ヨハネ傳」には「太初にコトバあり、コトバは神とともにあり、コトバは神なりき。・・・・・」というふうに示されていますが、コトバはそれ自体実質であり、力を持っています。

何度も何度も繰り返し言っていると、そのコトバの通りになってしまうものです。


「私は美人である、美人である。」と毎晩寝る前に口に出して唱えていると、実際に内面から美人になってくる、という話しもあります。

もし、あなたが、会う人ごとに「顔色が悪いね」と言われ続けたら、どうなると思いますか。自然と精神が萎縮し、顔色も青ざめて本当に病気になってしまいます。

人は何か困ったことがあると、良くなるように念じるとか、祈るということをしますが、これも口に出す出さないは別として、心の中でコトバを唱えることと等しく、やはりコトバのチカラによって、何かを実現しようとすることです。

だから、人はいつも褒めていると、初めのうちはそれが甘言であると分かっていても、繰り返し繰り返し言われていると、やがて人は信じるようになるものです。

実体のないほめ言葉であっても、実体以上の力を持つことはしばしば見受けられます。

そして、ほめられる快感を知ってしまった人は、もう後には戻れません。エサを前におあずけをくらっている犬のようなもので、ただほめられたいがために、積極的にあなたに近づいてくるものです。

あとは目的に向けてたらしこんでいけば良いのです。




人は褒め言葉で好意を寄せる
人を褒めることで調略できる
実体のない褒め言葉でも実体以上の力を持つ
相手を褒めれば必ず好意を持たれる
犬だって褒めれば嬉しいから尻尾を振ってくる
「さすが」「すごい」の連発は、相手の虚栄心を満足させる
褒められ慣れている人は、けなして褒めよう
褒めるところがない人は内面を褒めて陥落させよう
相手の欠点を長所だと褒めれば心が奪える
満面の笑顔は人を取り込む最高の武器
会ったときより別れ際のあいさつのほうが強く印象に残る
他人から好意を持ってもらう基本は褒めることがすべて
「褒める」のも「叱る」のも心に響くタイミングが大切
褒め方の苦手な初級者は抽象的なことから褒めてみよう
相手の自尊心をくすぐるところをズバリ褒めてあげよう
褒められ慣れている人には激アツの褒め方をしよう
他人と比較したような褒めかたは下の下
相手の性格や人間性は褒めたときのリアクションで分かる
初対面で相手の名前を呼べば、たちまち親近感が生まれる
「でも」「しかし」を言いたくなったら「なるほど」と言おう
人の話を気分よく聞いてあげたら相手は勝手に感謝する
相手の欲するところを褒めれば、相手の心は落ちる
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