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相手の欲するところを褒めれば、相手の心は落ちる




専業主婦だった女性が、中高年になってから急にパートに働きに出ることがあります。「子どもが手を離れたから」「家計の足しに」「好きに使えるお金が欲しい」など動機はさまざまですが、その一つに「誰かに認められたいから」というものがあります。


家庭では、夫や子ども相手に家事をしていても、誰からも褒めてもらえません。
ところが、働きに出ると、お客さんから「ありがとう」といってもらえるし、店長に頼まれて残業を手伝うと「助かるよ」と感謝されます。その言葉がうれしくて働いているというのです。

このように「人から認められたい」という承認欲求は、誰にでもあるものです。サラリーマンが毎日、満員電車に揺られて会社に通うのも、お金を稼ぐことと同時に、「仕事で認められたい」という欲求が支えになっているはずです。

また、出世を諦めたサラリーマンが趣味に励みはじめるのも、やはり何かで人から認められたいという欲求がひそんでいることが多く、仕事で褒められない代償を趣味に求めているわけです。

このような心理をたくみにつけば、女性を口説くのも、そうむずかしい話ではありません。たとえば、合コンで気に入った女の子がいたら、会話のなかに褒め言葉を折り込んでいくのです。

「キミつて気がきくね」

「服の趣味がいいね」

「目がキレイだね」

と、彼女を評価するような言葉をタイムリーに投げかけますと、認められたことで、彼女が好意をもってくれる可能性はぐんと高くなるはずです。





人は褒め言葉で好意を寄せる
人を褒めることで調略できる
実体のない褒め言葉でも実体以上の力を持つ
相手を褒めれば必ず好意を持たれる
犬だって褒めれば嬉しいから尻尾を振ってくる
「さすが」「すごい」の連発は、相手の虚栄心を満足させる
褒められ慣れている人は、けなして褒めよう
褒めるところがない人は内面を褒めて陥落させよう
相手の欠点を長所だと褒めれば心が奪える
満面の笑顔は人を取り込む最高の武器
会ったときより別れ際のあいさつのほうが強く印象に残る
他人から好意を持ってもらう基本は褒めることがすべて
「褒める」のも「叱る」のも心に響くタイミングが大切
褒め方の苦手な初級者は抽象的なことから褒めてみよう
相手の自尊心をくすぐるところをズバリ褒めてあげよう
褒められ慣れている人には激アツの褒め方をしよう
他人と比較したような褒めかたは下の下
相手の性格や人間性は褒めたときのリアクションで分かる
初対面で相手の名前を呼べば、たちまち親近感が生まれる
「でも」「しかし」を言いたくなったら「なるほど」と言おう
人の話を気分よく聞いてあげたら相手は勝手に感謝する
相手の欲するところを褒めれば、相手の心は落ちる
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