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吊り橋効果で相手の恋愛感情を高めて落とそう




人が恋に陥りやすいシチュエーションが、心理実験によって確認されている。

ダットンとアロンが行なった有名な実験で、橋を渡ってくる男性に対して、美人の女性がアンケートを頼むというものです。

アンケートに答えてもらったあと、女性は男性に対して、「さらにくわしく聞きたいので、あとで電話をしてほしい」と自分の電話番号を渡します。その後、男性がこの女性に電話をかけてくるかどうかを調べたものです。

実験の舞台となる橋は二種類あり、ひとつは川からの高さが数十メートルもあり、風が吹くとグラグラ揺れる吊り橋で、もうひとつは、小川から1メートル上ぐらいにかけられた、丈夫な橋ということです。

実験の結果は、グラグラ揺れる吊り橋の上でアンケートに答えた男性のほうが、より多く電話をかけてきたということです。

これは、吊り橋の上という危険な場所で女性と出会ったことが、男性の心に次のような作用をもたらしたためと考えられています。

グラグラ揺れる吊り橋を渡るとき、男性の心身はかなり緊張し、心臓の鼓動も、普段より激しくなっています。

いっぽう、恋をしたときには、好きな人の前で胸が高鳴るため、被験者たちは、吊り橋の上で女性と会ったとき、自分の鼓動が目の前の女性に恋をしたドキドキだと、錯覚してしまったのです。

ようするに、人は、生理的に興奮したり、心臓の鼓動が激しいとき、それを恋によるトキメキだと思いこみやすいということです。

さらに、心臓の激しい鼓動は、性的興奮にもつながります。

別の心理学者の実験によると、運動をしたあとポルノ映画を見ると、性的興奮が普段よりも高まりやすいことが確認されています。

はじめは、ただのテニス仲間やスキー仲間だった二人が、いつの間にか恋人関係になったというのは、よくある話です。

これも、趣味が合うといったこと以外に、スポーツをして体が興奮したため、恋心や性的興奮が生まれやすいこともあるためといえます。

具体的なテクニックとしては、ジェットコースターに乗ったり、お化け屋敷に入るなど、一緒に怖い体験をすること。また、より激しいスポーツをすることで、相手の恋心や性的興奮を呼び起こすことができるというわけです。





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